重要事項説明書

IMPORTANT MATTER INSTRUCTIONS

Disease Prevention

【各疾病予防対策】

  • 01.

    パテラ症予防対策

    標準的なトイサイズを含め、タイニー〜ティーカップサイズのトイプードルは、体格が小さい故、その華奢な骨格形成により特に後ろ足の膝関節部分が脱臼するパテラを発症する恐れがあります。
    具体的には、滑りやすいフローリングを避け、絨毯等を床面に設置下さい。
    又、飼主様に対する過剰な反復ジャンプ行為は、パテラ症を助長する恐れがありますので、させない様に努めて下さい。

  • 02.

    低体温症予防対策

    特に、秋から冬に掛けてパピーを御家庭に迎え入れたオーナー様は季節柄、寒さ対策をお願い致します。
    具体的には、11月あるいは12月頃より、ベッドにペットヒーターの設置を必ずお願い致します。又、エアコン等の暖房器具により、パピーが快適に過ごす事が出来る室温調整及び管理に常時、御留意をお願い致します。
    真逆の注意点として、パピーの室内環境温度が高過ぎますと脱水症状に陥る恐れがあります。夏期の空調管理も併せて、パピーにとって快適な室温管理に御留意願います。

  • 03.

    フィラリア予防対策

    主に5月から12月に掛けて経口投薬や塗布剤により予防をお願いします。
    動物病院で処方される各種経口投薬により必ず予防対策をお願い致します。
    あるいは、塗布剤タイプとしてはレボリューション薬などが特に有名です。
    いずれのお薬も毎月1回の処方が一般的です。先ず主治医にご相談下さい。

    毎年5月〜12月の期間、月初1日にフィラリア予防薬を処方願います。
  • 04.

    伝染性疾病予防対策

    混合ワクチン予防接種及び狂犬病予防接種を毎年お願い致します。

    (例) 3回接種 1回目6種混合ワクチン
    【生後 60日頃】

    2回目6種混合ワクチン
    【生後 90日頃】

    3回目9種混合ワクチン
    【生後120日頃】
    来年以降は年1回、最終接種日の1年後に9種混合ワクチンを接種下さい。
    病院によって取扱いが異なるので7種又は8種混合でも構いません。
    狂犬病予防接種は係り付けの動物病院の先生に相談され接種を願います。
    次年度以降の狂犬病予防接種は毎年4月に行政からの案内がありますので指導に基づき接種をお願い致します。
Feeding Guidelines

【給餌ガイドライン】

  • 01.

    ドッグフードブランド名

    セレブリティーズドッグフード(弊社開発品)※製品化を予定しております。
    当面は代用品としてアボダーム(他社製品)をお使いください。

  • 02.

    給餌について

    基本1日朝晩2回の給餌でお願い致します。

  • 03.

    給餌量について

    1日当りの給餌量は、その日の体重に3〜4%を乗じた値が概ね目安です。
    このパーセントは成犬になるに連れて数値が小さくなって行きます。

    例えば、体重が1kgであった場合、その日の給餌量は30〜40gです。
    これを朝晩2回に分けるので1回当りの給餌量は15〜20gとなります。

    パピーの体重の1日当り平均的増加量及び増加率を勘案しながら、毎日の給餌量を決定します。

    多量の給餌量は嘔吐や軟便に繋がる事がありますので気を付けて下さい。
    フードメーカーを安易に変えたりすると、涙焼けの原因となったり、お腹を壊す原因となり軟便や体調不良を引き起こす事があります。
    慎重にご検討・ご対応をお願いします。
    成犬時の体高・体重予想や栄養吸収率等で、最適な給餌量は各子犬によってかなり変わってきます。
    商品に記載のメーカー側給餌量はあくまで参考程度として、御自分の愛犬にベストな給餌をお心掛け下さい。
    上記の給餌量はあくまでガイドラインです。
    1日当たりの運動量が多い日は消費カロリーの数値が大きくなります。
    給餌カロリーと過度な運動量による消費カロリーとの差が余りに開き過ぎると、低血糖症状を引き起こす恐れがありますので、臨機応変な給餌カロリー対応が必要となります。
    上記給餌量は当ケンネルでの運動量を基本に算出した値となっております。
  • 04.

    給餌方法について

    お時間のない場合はドッグフードをそのままの状態で与えても結構ですが、次の理由により、出来ましたら下記にご案内する給餌方法でお願いします。

    ドッグフードの加熱殺菌処理を兼ねております。
    一気食いを避け、時間を掛けて食べる事で胃に負担が掛からない。
    硬質なドッグフードを柔らかくする事で胃腸に優しい。
    柔らかくする事で消化吸収が早く、速やかに満腹感を得られます。
    寒い季節ではパピーの体を温かくして代謝を促します。
    計量したドッグフードの3倍程度の量にボリュームが膨れるので膨満感や満足感が得られます。
    お水をあまり飲まないパピーには給餌の際、水分も同時に補給出来ます。

    お薦めの給餌方法
    1、 給湯環境に合わせて、器ごと加熱が可能なごはん茶碗をご用意下さい。
    2、 グラム単位で計測が可能な計量器にごはん茶碗を載せる。
    3、 ONボタン又はリセットボタンを押して目盛りを0にする。
    4、 ドッグフードを少しずつ入れ、25グラム計量する。
    5、 予め沸騰しておいたヤカンから熱湯を50cc(50グラム)注ぎます。
    6、 ごはん茶碗にヤカンを乗せてフタをし、10分程待ちます。
    7、 器が熱いので注意してフキン等で持ってお運び下さい。
    8、 出来上がった75グラムのごはんを与えて下さい。
    計量したドッグフードの3倍の重さが出来上りの量となります。
    自分で加減をして食べますのでやけどの心配はありません。
    熱めな程、ゆっくり時間を掛けて食べます。
  • 05.

    給水について

    給餌の際は、ごはん茶碗の横に、別の器で飲み水を用意してあげて下さい。
    ドッグフードを食べている最中に度々飲水しますので必ずお願い致します。
    本来、わんちゃんにとって、器で飲水する事がベストなのですが、その際、衛生面に気を遣って清潔な状態を保つ必要があり、頻繁にお水を替えたり、器を交換したりして飼主様の負担が増える事になります。
    ペットボトル付き給水器をサークルに取り付ける給水方法が一般的ですが、この方法でも放って置けば飲水口に雑菌が増殖して衛生的に悪くなります。
    愛犬の為には、頻繁にお水を交換するだけではなく、飲水口の毎日の洗浄も欠かせません。
    器での飲水の場合、口内が水で満たされるので、比較的、口内雑菌の繁殖が抑制されます。
    これに比べて給水器を使用した場合、口内の雑菌が増殖して口臭へと繋がり易いと言われております。
    ご参考までに。

Daily Care

【デイリーケア】

  • 01.

    デイリーケアについて

    トイプードルは毛が抜けにくく、お部屋の掃除がとても楽な犬種で有名です。
    しかし、その代わりに毛玉が出来易いので定期的なブラッシングが必要です。
    また、お客様のニーズに応え、昨今、より小型化への改良が進む事によって、小顔となり、マズルが詰まって来ております。
    小型化によって、給餌量始めウンチ・オシッコの量に至るまで少なくて済み、経済的ランニングコストや場所的な要素を含め、とても飼い易いと思います。
    一方で、全てのパーツが小さくなってきているので、その事によるマイナスの要素にも注意が必要です。

  • 02.

    ブラッシングについて

    出来る限り毎日のブラッシングをお心掛け下さい。
    放って置きますと毛玉が多く出来てしまいブラッシングの際、本人が痛がってとても可哀想ですし、トリミング料金も加算されてしまいます。
    わんちゃんは飼主様とのふれあいをとても望んでおりブラッシングする事で愛犬とのスキンシップにもなり、本人も大変喜び、又安心して満足します。

  • 03.

    歯磨きについて

    通常、トイプードルは生後6ヵ月前後で乳歯から永久歯へ生え変わります。
    しかし最近、小さく仕上がるトイプードルのパピーはこの時期がズレル傾向にありパピーちゃんは生後6ヵ月から10ヵ月位迄、生え変わるのに時間が掛かる可能性があります。
    最悪の場合、乳歯が抜けずに永久歯が変則な形で生えて来てしまう事も有り得るので、その際は主治医にご相談下さい。
    本格的に歯磨きが必要になるのは永久歯に変わってからですが、練習を兼ね今のうちから飼主様、愛犬共々少しずつ慣れておく事をお勧めします。

  • 04.

    爪切りについて

    爪を伸ばした状態で放っておくと、絨毯に引っ掛かり脚の脱臼(パテラ)の原因になったり、周りに対して危険になります。
    トリミングショップを含めご自分でもケアをお勧めします。

  • 05.

    足裏バリカンについて

    足裏の被毛を伸ばした状態で放っておくと、こちらも脚の脱臼(パテラ)の原因となります。
    理由は、床面等を歩く際、足裏の被毛で大変滑り易くなり脚をとられ脱臼を引き起こしてしまうからです。
    トリミングショップを含めご自分でもケアをお勧めします。

  • 06.

    涙焼けについて

    ティーカッププードルやマイクロティーカッププードル等、より小型化したトイプードルほど、涙焼けの症状が出易くなります。
    その理由は、トイプードルの成犬時のサイズが小さい程、お顔も小さくなりマズルも短くなります。
    この様な骨格の変化によって、眼球裏から鼻腔へと涙を通す涙腺の管が圧迫及び細くなるなどして涙が流れにくくなり、結果、瞳から涙が溢れ出て眼球周りの被毛の色が変色する涙焼けの症状を引き起す頻度が高くなって来ております。
    つまり、極小のトイプードルを求める人は、涙焼けの症状を覚悟しなければならないと言う事です。
    涙焼けとならない為に普段から愛犬の涙を拭く様に習慣付けて下さい。

  • 07.

    目ヤニについて

    人間と同様にワンちゃんも毎日若干目ヤニが出ます。
    気付いたら取り除いてあげて下さい。
    放置して於くと、雑菌等が目に入り眼病の原因となります。
    衛生面には気を配って戴き、ワンちゃんの身体環境を衛生的に清潔な状態を保ってあげる様にして下さい。

  • 08.

    耳毛除去・耳垢掃除について

    トイプードルのお耳は垂れていますので、とても蒸れ易く、ダニやノミ及び雑菌その他の温床と成り易い部位です。
    従って、両耳はより頻繁にケアする必要があります。
    ケアの仕方は、先ずダニ・ノミ・カビの温床となる耳毛や耳垢を除去して、耳道内を清潔に保って下さい。
    この時、鉗子等で耳毛は5〜7本位を一度に抜いて下さい。
    一度に何十本も耳毛を抜くと、皮膚ごと剥がれてしまって、ワンちゃんはとても痛い思いをします。
    また、炎症を引き起したりします。
    また、御自身で耳毛除去や耳垢掃除をされた後は、ノルバサンオチック等の市販品耳洗浄液【動物用医薬部外品】をお使い下さい。
    耳道内は大変デリケートな所なので、お耳に関する各処置は動物病院の先生にお願いされた方が良いでしょう。
    そして、耳毛除去・耳垢掃除についてはトリミングの際に御依頼される事をお薦めします。

Toilet Discipline

【トイレの躾け】

  • 01.

    トイレの躾けについて

    当ケンネルでは、スタッフ一人に付き1〜4匹のパピーを担当しております。
    人が一緒に暮らす住環境で飼養して、お客様の御家庭に自然に適応する様に、スタッフとのふれあいを通して様々な躾け、人との係わりに慣れさせると共に飼主様に可愛がられ、喜ばれる立ち居振る舞いを促す指導を心掛けています。
    トイレの躾けはとても重要なミッションです。
    サークル内での躾けに始まり、リビングでは必ずスタッフが傍らで様子を見ながら、トイレサインの際には、パピーを誘導する事でトイレの場所を覚えさせます。
    しかしながら、オーナー様が決まる時期が早くて、しっかりと身に付けさせる時間的ゆとりが十分に取れない事が多いのが実情です。
    また、当ケンネル内では、ほぼミスする事無くトイレが出来ていたにも拘らずオーナー様の御家庭で新生活を始めた途端、出来なくなってしまう子犬の数は以外と多いのです。
    理由は、パピーにとって飼主が変わる事で動揺困惑する事、また、住み慣れた環境から全く新しいお部屋の間取りや匂い等の変化に対し適応出来なくなっている事が考えられます。
    トイレの躾けに関しては、譲渡を境にリセットと考えるのが一般的ですので、次にご案内する躾け方法をご参考、お試し下さい。

  • 02.

    パピーにとって全く新しい住環境なので基本のサークル内からスタート!

    通常使用する60×90cmのサークル内に、レギュラーサイズのトイレとベッドを設置します。
    その二つでサークル内をほぼ占有し、空きスペースは僅かな状態です。
    最初のポイントは、一度オシッコをしたトイレシートをセットして下さい。
    これは自分のオシッコの臭いが付いた所へ反復する習性を利用しています。
    夏場は熱いので、ベッドにいる事が少なく、他の場所で寝る事が多いので、ベッドの上でトイレをしてしまう事があります。
    こうしたケースにおいては習慣化を避ける為、様子を見ながら頻度が多い様でしたら出来るだけ早期にベッドのない状態にして下さい。
    冬場はこうした問題は特にありません。
    トイレはネット付の物をお薦めします。
    パピーはサークル内では退屈なのでトイレシートを引っ張り出して、クシャクシャにしたり、飲み込んだりして危険な物にもなりますので、そうした事を防ぐ環境作りが必要です。

  • 03.

    リビングでのトイレトレーニングは必ず手の届く場所にいて下さい!

    パピーがオシッコをしたトイレシートを何枚か床面に置き準備して下さい。
    ウンチやオシッコは必ずシグナルがありますので、注意深く見守り下さい。
    ウンチやオシッコの場所を探す特徴のある行為として床面を嗅ぎ始めます。
    ウンチの場合10〜60秒程、床面を嗅ぎ、最後は円を描く様にクルクルと回ってします。
    オシッコの場合3〜30秒程、床面を嗅いで、さっと腰を下ろしてします。
    オシッコの方が動きが早いので、粗相されない為に、より注意が必要です。
    信頼関係を築き上げるまで辛抱強いトイレトレーニングを!

Bleeding Policy

【ブリーディング方針】

  • 01.

    ブリーディング方針について

    当ケンネルグループは、健康で丈夫なパピーの作出を第一にブリーディングを行なっております。
    健康面は勿論の事、容姿・気品・知能、全てで頂点を極めたチャンピオン犬や、小さくても健康で丈夫な身体をしており、なお且つ、とっても愛くるしく、お目々が真ん丸クリックリ、マズルの詰まった、お顔がキュートで可愛らしいペットタイプのトイプードルを主に交配しています。
    また、パパ犬・ママ犬の健康面や飼養環境など、良好で適切な管理は基より、一般家庭同様、愛情を十分に注ぐ事が可能な体制作りに努めております。

  • 02.

    チャンピオン血統の交配

    チャンピオン犬、及び、その血統を有した選ばれし優良犬を交配致します。
    骨格がしっかりとして、何より健康で丈夫なパピーが産まれます。
    そして、毛量が豊かで色艶があり、ゴージャスで気品溢れるパピーを作出できます。
    正統派のファンに喜ばれるコアなブリーディングです。

  • 03.

    チャンピオン血統と極小遺伝子血統の交配

    当ケンネルグループが取り組んでいる全国的にも稀で、独自性が大変強く、多くのお客様の御希望に応えられるブリーディングと自負しています。
    チャンピオン血統の優良で健康な遺伝子を受継ぎ、且つ、より極小サイズでぬいぐるみ同様の容姿をした本当に可愛いトイプードルが欲しいとの余りに贅沢なニーズを満たす為、日々研鑽努力を重ねております。

  • 04.

    極小ティーカッププードルの作出

    お客様の要望が毎年高まっている作出分野で日々ニーズの強さを感じます。
    極小サイズへのこだわりだけではなく、それでいて瞳が大きくお人形の様な愛くるしい容姿のトイプードルが求められています。
    当ケンネルグループ総力を挙げて、更に外部ブリーダーとも連携・協力してブリーディングに努めています。
    ハードルは高いですが、徐々に作出成功の事例も増えて来ておりますので、期待を裏切らないブリーディングとの自負・自信が強くなっています。

  • 05.

    チャンピオン犬CHとは【国内JKC他、アメリカ・イギリス・カナダなど】

    一般社団法人ジャパンケネルクラブ【JKC】が犬種毎品評会を全国各地で開催して、4回優勝するとチャンピオンの栄冠に輝くことが出来るのです。
    それ故、年間で戴冠出来る犬はごく僅かでチャンピオン犬は大変希少です。
    ショーブリードの世界は大変競争が激しく、非常に狭き門と言われており、栄誉に輝いたトイプードルは本当に優良で、健康な血統を有しております。
    当ケンネルグループでチャンピオン犬を交配する理由がこのポイントです。

  • 06.

    パパ犬・ママ犬の愛情ある飼育環境の実現に向けて

    当ケンネルではパパ犬・ママ犬ひとりひとりが総て幸せな一生を送れる様、愛情ある飼育環境の実現に向けて独自の方針を打ち出して運営しています。
    全国の多くのブリーダーや繁殖業者は倉庫やガレージ等でブリーディングを効率的に行なっております。
    しかし、親犬にとっては大変過酷な環境です。
    ゲージを段積みして、その中に一日のほとんどの時間を閉じ込めた状態で、掃除の手も加えず、不衛生極まりない劣悪な環境で飼育しているからです。
    この様な非情とも言える現実に対して、当ケンネル及びスタッフが所有するパパ犬・ママ犬達は総て、人が一緒に住む家庭でのびのび暮らしています。
    この業界に身を置く者として、犬族の御蔭で生活の糧を得られているので、犬族へのせめてものお返しとして、我々に出来る事は何なのかを常に考え、実行に移して行きたいと思っております。

Pedigree Certificate

【国際公認血統証明書】

  • 01.

    国際公認血統証明書について

    当ケンネルでは上記“パパ犬・ママ犬の愛情ある飼育環境の実現に向けて”というミッションの元、犬舎よりお譲りさせて戴いたお客様の愛犬に対する交配の御相談を積極的に受け賜り、また執り行っております。
    お客様の御要望に沿ったブリーディング計画を立案し、丁寧にご説明して、御理解を得られるまで徹底してご案内致します。
    オーナー様の中には我々のミッションに賛同して下さり、ブリーディングに積極的に御参加戴ける方も少なくありません。
    この場をお借り致しまして、深く感謝申し上げます。
    血統証明書に付いては、紛失されたり、見つからないお客様もいらっしゃりブリーディングを進められない事態に陥るケースがあります。
    理由は、愛犬が成長するに連れて、次第に孫の顔が見たくなる様な感じで、この子の子供が欲しいと望むようになるオーナー様がおられます。
    当初、交配するつもりが全く無いので、血統証明書の管理が曖昧な状態で、いざ交配となった際に探しても見つけ出せない方がおられるのは事実です。
    上記の事由で多くのオーナー様の国際公認血統証明書を当ケンネルで大切にお預かり致しております。
    勿論、ご必要の際には速やかに御送付致します。
    当初より、御自分で保管をご希望されますオーナー様には概ね6ヵ月以内に発送致しますが、状況により納期が大幅に前後する事もありますので、何卒御理解・御了承お願い致します。
    血統証明書の[繁殖者][所有者]の表記は通常当ケンネルグループ代表者名が表示されますが、当社は各地で犬舎運営しており、JKC登録の制約も併せ"スタッフ名及び提携ブリーダー名 各市地域名"が表示される事もあります。
    御了承の程、宜しくお願い致します。

    国際公認血統証明書/一般社団法人ジャパンケネルクラブ【JKC】発行
    JKCでは血統書の再発行には一切応じておりません。
    紛失にご注意を!
Bio Security

【生体保証】

  • 01.

    生体保証について

    当ケンネルでは、パピーの健康状態・衛生管理には細心の注意を払っており、オーナー様への譲渡前には必ず動物病院で健康診断を受けています。
    そして、健康上、特に問題無いという診断を下されたパピーのみ御引渡ししています。
    ただ、健康診断書が問題無いからと言って一生を保証出来るものにあらずで、健康診断書とは、診断を受けたその時点の健康状態をただ表すだけの物です。
    健康診断書はオーナー様に公開してもよいが、写しも含めお渡ししない条件で専属動物病院様より発行して戴いております。
    理由は、過去に動物販売業者がお客様に一生を保証する物であるかの様な説明をし、挙げ句、当然誤解を招き当事者である動物病院に照会、更にクレームが及び、トラブルに巻き込まれた苦い経験があるからだそうです。
    当ケンネルではその事を容認し、オーナー様にご理解をお願いしております。

  • 02.

    死亡保証について(御引渡し日を1日目として30日目以内の死亡)

    先天性疾患による死亡で、それを証明する受診した動物病院の診断書、及び司法解剖による死亡診断書をご提示戴き、当方側動物病院での所見の結果、間違いなく先天性疾患による死亡であると確認された場合、当ケンネル側が一切の責任を負担致します。
    御購入時に領収しました御請求代金の全額と、更に死亡時に御負担戴いた病院費用全額と司法解剖の際掛かった費用全額の総合計金額をお支払い致します。
    以上をもって死亡保証の履行条件とする。
    慚愧に堪えませんが、お客様側の精神的ダメージ等の慰謝料及び飼育料等は保証の対象外とさせて戴きます。
    御理解・御了承の程お願い申し上げます。
    また、当ケンネルへの報告は死亡日を含め必ず三日以内にお願い致します。

  • 03.

    先天性疾患保証について(御引渡し日を1日目として30日目以内の発覚)

    先天性疾患が発覚した場合、それを証明する2箇所以上の動物病院の診断書をご提出して戴き、当方側動物病院での診察の結果、間違いなく先天性疾患であると確認された場合、当ケンネル側が当該子犬をお引き取り致します。
    御購入時に領収しました御請求代金の全額と、御負担戴いた病院費用全額の総合計金額をお支払い致します。
    または、当該子犬をお客様の方で治療して、その後も飼養をして戴く場合、御購入時に領収しました御請求代金の全額を治療費の合計金額の上限として速やかに返金致します。
    以上をもって先天性疾患保証の履行条件とする。
    また、当ケンネルへの報告は発覚日を含め必ず三日以内にお願い致します。

  • 04.

    免責事項について

    先天性疾患以外は全て保証対象外となります。
    伝染性疾患等も感染経路等が明確に特定出来ない為保証対象外となります。
    最も多い落下・打撲等による死亡及び病院治療費も保証対象外となりますので特にお気を付け願います。

Health Care

【健康管理】

  • 01.

    健康管理について

    普段の体調を基準とし日毎の体調変化を観察する事で心身の健康状態を推察する。
    2~3日様子を観察し改善がみられない場合は、診察される事をおすすめします。

  • 02.

    体調別管理

    1、 元気 フード、おやつ、お散歩等、嬉しい時の喜び度合いを観察。
    2、 食欲 普段のフードの食べが悪くフードを変えても食べない場合。
    3、 体重 元気なく体重が極端に減少、お腹が張り体重が著しく増加。
    4、 飲水 体重1kgに付き一日当り平均50ccの水を飲水します。
    5、 排尿 一日当り平均5回、色の濃淡、臭いの質、少量頻尿を観察。
    6、 排便 一日当り平均2回、色の濃淡、臭いの質、軟便硬便を観察。
    7、 体温 平温38~39℃、寒さによる低体温症や感染症等を推察。
    8、 歩行 ふらつき、脚をかばう、足を噛む、お尻を床に擦り付ける。
    9、 振盪 エネルギー不足による低血糖症や不安ストレスによる震え。
  • 03.

    部位別管理

    1、 幼齢犬は泉門が軟質のため衝撃を避け、成長に伴い硬質化。
    2、 目やにの多くは異物が眼に入るため眼の周りを清潔に保つ。
    小型犬は体の構造上、流涙線も細く涙が出やすくなります。
    3、 お鼻は適度に湿っている事、鼻水やくしゃみ等の症状観察。
    4、 垂耳犬種は耳道が蒸れ易く耳毛や耳垢を無くし清潔に保つ。
    5、 乳歯28本、永久歯42本、歯垢や歯石は歯槽膿漏の原因。
    乳歯から永久歯へ生え代わる時期は通常生後6~8ヵ月頃。
    超小型犬はマズル構造上、生え代わりが遅く乳歯遺残傾向。
    超小型犬は乳歯遺残が付き物ですので1歳頃を目安に抜歯。
    6、 喉筋を指で上から下へ軽くなぞり咳が出ると感染症の疑い。
    7、 胸に手を当て通常心拍数を把握、鼓動に異常が無いか確認。
    8、 細菌や冷え消化不良による下痢や嘔吐、お腹の膨張は注意。
    9、 肋骨がゴツゴツで痩せの場合は、常にフードを置いておく。
    10、 脚の肉球や爪の管理を怠るとパテラ(膝蓋骨脱臼)を発症。
    11、 肥満は節々に負担が掛かり関節を痛める。他成人病も注意。
    12、 断尾しない個体は、尻尾が垂れ便が付着する可能性がある。
    13、 肛門 肛門周りの被毛をカットする事で便が付きにくく清潔です。
    肛門嚢で細菌が増殖して膿が溜り破裂を起こす場合がある。
    14、 皮膚 全身ブラッシングを実施し皮膚や被毛に異常が無いか確認。
    15、 重力で臍が膨らみ指で押すと引っ込む場合はヘルニア注意。
    16、 鼠径 仰向けにし後脚付根の内側部分が膨らむ場合ヘルニア注意。
    17、 生殖器 男の子の場合、陰茎から多量の膿や出血があるか注意確認。
    女の子の場合、陰部から多量の膿や赤黒色出血の注意確認。
    18、 狼爪 前脚の狼爪(人では親指)がある場合は定期的に爪を切る。
Harmful Food

【有害食物】

  • 01.

    有害食物について

    人の食物の中には犬にとって有害な食物がありますが飼い主がちょっと目を離した隙に犬が有害食物を口にしてしまい体調を崩したり最悪は死に至る事があります。
    中毒事故を避ける為に、愛犬の行動範囲には有害食物を置かない様にして下さい。

  • 02.

    有害食物リスト

    1、 チョコレート類 チョコレートを代表にカカオ製品全てが犬に有害食物です。
    カカオに含まれるテオブロミンはカフェイン似の成分ですが心臓や中枢神経を刺激し、嘔吐、下痢、不整脈、発熱、痙攣など中毒症状を引き起こし最悪は死に至る場合があります。
    体重10kgの犬が100gの板チョコを食べた場合や小型犬においてはひとかけらだけで中毒症状の恐れがあります。
    2、 ネギ類 タマネギや長ネギ、ニンニク等に含まれるアリルプロピルジスルフィド(有機硫黄化合物)が犬の赤血球を破壊します。
    溶血性貧血やハインツ小体性貧血で血尿や貧血などの中毒症状を引き起こしハンバーグやみそ汁など加熱調理後も危険。
    3、 生食魚介類 生の魚介類はチアミナーゼが含まれ多量に摂取すると体内のビタミンB1を破壊しふらつき等の神経障害を起こします。
    チアミナーゼは加熱する事で無害となりますので必須アミノ酸やタウリン等を含む魚介類はバランス良く与えましょう。
    4、 生の卵白 生の卵白に含まれるアビジンは、卵黄に含まれる有効な栄養素ビオチンの吸収を妨げますので加熱調理をお奨めします。
    5、 レーズン・ブドウ 摂取すると短時間で嘔吐や下痢、腹痛等の症状が現れます。
    重度の場合、数日間で腎不全となり死亡する例もあります。
    6、 キシリトール ガム等に含まれる冷涼甘味料ですが、犬が摂取すると膵臓からインスリンが過剰に分泌し、低血糖症を引き起こします。
    低血糖症は脳や内臓にダメージを与え後遺症リスクが高い。
    7、 ナッツ類 多量摂取で小脳神経に害与え運動失調や四肢麻痺の可能性。
    ※マカダミアナッツは要注意。
    8、 コーヒー・紅茶・アルコール カフェインやアルコールは不整脈や嘔吐、致死率も高まる。
    9、 牛乳 特に犬はラクトース(乳糖)を分解する酵素が少なく、多量摂取は下痢になり腸機能を低下させあらゆる弊害がでます。
    ラクトースが分解されたヨーグルトや減塩チーズ等の発酵食品は大丈夫ですが、添加物に注意し量を加減して与えます。
    10、 ベーコン・ソーセージ・揚げ物 塩分や脂肪が多く嘔吐や下痢を引き起こし膵炎を招きます。
    11、 アボガド アボガドはペルシンを含み多量の摂取で胃腸炎を招きます。
    12、 鳥骨・魚骨 先が尖った骨は、口内、食道、胃、腸を傷つけ又は刺さり、消化や排便がされない時は、開腹手術を要する場合がある。
    13、 生肉 生肉は寄生虫や細菌などの感染症を引き起こす可能性有り。
    新鮮なお肉を蒸す茹でるした後ほぐし添加物を使用しない。
    14、 果実の種 モモやプラムやウメなど果実を与える場合は、消化管を傷つけたり詰まらす恐れがある鋭利な種を外し果肉だけとする。
Vaccination

【予防接種】

  • 01.

    予防接種について

    猛威となる感染症を防ぐ為の予防接種(ワクチン注射)には次の種類があります。

    1、 混合ワクチン 1回の注射で複数の感染症を予防する混合ワクチンが主流。
    次の6パターンの混合ワクチンが、一般流通されています。
    ※後尾の番号は次項(予防できる感染症と症状)とご照合。

    3種混合ワクチン
    ※1、2、3、

    5種混合ワクチン
    ※1、2、3、4、5、

    6種混合ワクチン
    ※1、2、3、4、5、6、

    7種混合ワクチン
    ※1、2、3、4、5、6、7、

    8種混合ワクチン
    ※1、2、3、4、5、6、7、8、

    9種混合ワクチン
    ※1、2、3、4、5、6、7、8、9、

    2、 単体ワクチン 犬パルボウイルス感染症を予防できる単体ワクチンが有り。
    3、 狂犬病予防接種 生後91日齢より接種可能となり以降は毎年4月に再接種。
    犬を所有されたら予防接種並びに役所への登録義務を実施。
  • 02.

    予防できる感染症と症状

    1、 ジステンパー 食欲や体力が弱り、目やに、鼻水、くしゃみ、高熱がでる。
    更に嘔吐や下痢、震えや痙攣などの神経症状が表れ始める。
    成犬はともかく体力の少ない子犬に至っては死亡率が高い。
    2、 伝染性肝炎 食欲や体力が弱り、高熱そして嘔吐や下痢、黒目の白濁など症状は様々で、時に症状が出ないまま突然死する事も有る。
    3、 アデノウイルス2型 呼吸器疾患の総称であるケンネルコフ風邪の様相を呈する。
    乾咳や泡状粘液を吐出しクシャミ鼻水など気管支炎を患う。
    当初食欲や体力が有り油断放置すると急性肺炎で死亡する。
    4、 パラインフルエンザ アデノウイルス2型同様ケンネルコフ風邪の様相を呈する。
    5、 パルボウイルス 腸炎や心筋炎を引き起こす感染症で、腸炎は嘔吐と下痢、心筋炎は心不全、生後12週齢未満の子犬は特に重篤となる。
    6、 コロナウイルス 嘔吐と下痢に伴い脱水症状や体力低下を招き、特に幼齢ではパルボウイルスや細菌などによる様々な感染症に犯される。
    7、 レプトスピラ・カニコーラ 食欲や体力が弱り、発熱そして胃炎や肝炎を引き起こし、病状が悪化すると嘔吐や血便が見られ、肝臓が腫れ死亡する。
    8、 レプトスピラ・コペンハーゲン 急性の胃炎や肝炎を招き高熱後に体温低下し急死の可能性。
    様相は嘔吐や歯肉からの出血、そして黄疸が現れる重症型。
    9、 レプトスピラ・ヘブドマディス 腎炎や肝炎を併発する事があり、死亡率が高い感染症です。
    10、 狂犬病 よだれを垂らし凶暴性が顕在化し狂い踠き死に至る感染症。
  • 03.

    混合ワクチン接種方法

    初めて接種する犬の場合は体調状況に合わせ接種回数を2回か3回より選択する。
    動物病院毎にワクチンメーカーの取扱いが異なるため獣医師に種類や回数を相談。
    行動範囲が屋内のみは6種以下を推奨、屋外へ散歩に行く場合は7種以上を推奨。
    抗体の持続期間は1年とされ、最終接種日の1年後を目処に接種し以降毎年接種。

    母乳育ちの犬は抗体を継承し個体差はあるが生後2~4ヵ月のどこかで弱まる。
    母親由来の抗体が強い内はワクチンの抗体作用が弱く、接種の回数を最低2回以上に分け接種の間隔を30日間あける事により、抗体が強まり感染予防となる。
    (例) 2回接種 1回目6種混合ワクチン
    【生後 60日頃】

    2回目9種混合ワクチン
    【生後 90日頃】
    (例) 3回接種 1回目6種混合ワクチン
    【生後 60日頃】

    2回目6種混合ワクチン
    【生後 90日頃】

    3回目9種混合ワクチン
    【生後120日頃】
General Character And Discipline

【性格やしつけ全般】

  • 01.

    性格やしつけ全般について

    数多くの犬を作出そして育成…生の犬と触れ合ってきた弊社見解をお伝えします。
    毛色毎の性格が囁かれている様ですが、あくまでも見た目の印象に留めて下さい。
    持って生まれた先天的な性格は色んなタイプがあり一括りに語れませんが、経験を通して形成される後天的な性格は、従属本能に則り家族の色に染まっていきます。
    しつけは長所短所を受け入れた上でプロセスを楽しみながら将来を育んで下さい。

  • 02.

    性格

    性格形成は遺伝要素に始まり胎教期間や各成長段階を経て個体毎に成熟されます。
    性格形成要因は5ステージに分かれ環境、衛生、食物、教育、愛情が作用します。


    1、 遺伝要素(尊属由来)
    両親や先祖由来の性格を継承する先天要素
    明るい↔物静か、大胆↔繊細、活発↔慎重など、尊属由来の性格を融合交配。
    物理的な面もありますが小さめな個体ほど控え目で物静かな傾向があります。
    先天要素の遺伝はあくまでも素地、後述する胎教からの後天要素が本題です。
    2、 胎教期間(2ヵ月間)
    着床から出産までのマタニティー安静期間
    家庭の環境において1頭~3頭ほどの少数で共生する愛玩犬は、撫でられたりブラッシングされたり我が子さながらの待遇で、心身ともに充実しています。
    この様な愛玩犬から生まれた子犬は情緒が安定し、とても感受性が豊かです。
    人間から可愛がられた親犬は、子犬にも優しくなれます…愛情のバトンです。
    哺乳類に属する犬も人同様に胎教の概念があり子犬の性格に影響を与えます。
    家族の笑い声が聞こえ、心地よい音楽が聞こえ、普段の住み慣れた環境でマタニティー安静期間を過ごし、母子共にリラックスした状態で出産を迎えます。
    3、 幼少期間(~8週齢)
    授乳離乳を経て母子一体の共生マナー期間
    人が暮らす住居は、害虫やウイルスなど感染症のリスクに晒されていません。
    家庭で生まれ育つ子犬は、母乳をいつでも飲みたい放題なので高免疫力です。
    衛生面と健康面が整い、お世話や寝食を共にする人への従属心を学習します。
    子犬の成長過程で2週齢過ぎた頃より目が開き視界による学習が始まります。
    家庭愛玩犬としての親犬の背中をみて、人との共生を自然に学んでいきます。
    同胎子がいる場合は、相手に対して加減を知り早めに社会性を身に付けます。
    同胎子がない場合は、一人遊びが上手になり、落ち着きある性格になります。
    家庭で生まれ家庭で育つ犬は自分の事を人と思うくらいほのぼのしています。
    『三つ子の魂百まで』心の屈折がない家庭出生犬は人との共生を自然に体得。
    4、 成長期間(8週齢~)
    人との共生を深め社会性を身につける期間
    大切な胎教期間と幼少期間で素養を身につけ、新養育者家族に迎えられます。
    子犬を迎えた当初は、緊張を解す事から始まり、愛情一杯で可愛がる事です。
    親元から離れた当初は夜泣きが3日間ほど続きますが次第に静かになります。
    ごはん等のお世話をする人に必然と従属心が芽生え、徐々に慣れていきます。
    お世話人に身も心も委ねきった状態を見計らいながら、躾の段階に移ります。
    躾は目を見て語りかけ意思疎通を図りながら、褒める⇔叱る、楽しむ⇔悲しむ等の抑揚をもって人と犬が一体となり喜怒哀楽を分かち合う事で学習します。
    躾が思うようにいかない時は根を詰めず一旦間を開けて時の流れに任せます。
    感情に流されず敢えて千両役者になった気分で演じて楽しむ事も一工夫です。
    騒がしい、落ち着きがない場合は、原因である動機を見抜き対策しましょう。
    5、 成犬以降(9ヵ月~)
    1つの犬格を尊重し相思相愛を高めていく
    幼少からの様々な経験を経て性格が形成され、大半の犬は落ち着いています。
    成犬になると飼養者に対して良し悪しの判断も身についており、真に伴侶犬。
    相思相愛の伴侶犬では、家族以上に心をさらけ出せる最高のパートナーです。
    犬は経験を通し人の言葉を理解する様になりますので失言に注意しましょう。
  • 03.

    しつけ

    躾のポイントは『飴と鞭』。達成したらご褒美という具合に反復性を活かします。
    ご褒美の内容は『おやつ』『飼養者の喜ぶ顔や声』『ボディーランゲージ』です。
    犬は人が発する【掛け声】や、手振り合図の〖コマンド〗で躾をマスターします。
    【掛け声】は言語自由、〖コマンド〗は解り易く、混同を招かない様一貫します。
    上達すると【掛け声】のみ、〖コマンド〗のみ、単独で躾ができる様になります。
    躾の種類は無限大ですが、入門向けのしつけをマスターしておくと生活シーンで役立つ事が多々ありますので、コミュニケーションを兼ねて躾を楽しんでください。


    1、 【お座り】
    【スィット】
    〖手を拳にする〗 お尻を下ろします。
    2、 【伏せ】
    【ダン】
    〖手の平を下面に向け下げる〗 お腹を床面につけます。
    3、 【立て】
    【スタンド】
    〖手の平を上面に向け上げる〗 四足で立ちます。
    4、 【お手】
    【ハンド】
    〖手の平を差し出す〗 手の平に前足を乗せます。
    5、 【おかわり】
    【チェンジ】
    〖片方の手の平を差し出す〗 片方の手の平に前足を乗せます。
    6、 【待て】
    【ウェイト】
    〖手の平を向ける〗 動きが止まります。
    7、 【見て】
    【ルック】
    〖人差し指を立てる〗 人差し指の方向を見ます。
    8、 【良し】
    【グッド】
    〖親指を立てる〗 躾を解除します。
    9、 【おいで】
    【カム】
    〖手招きする〗 寄ってきます。
Walk And Appropriate Amount Of Exercise

【お散歩と適正な運動量】

  • 01.

    お散歩と適正な運動量について

    人間は1日5km(1時間)の歩行運動をすると新陳代謝を高め心身に良好です。
    人間の体重から換算すると小型犬では約10%の歩行運動が望ましく屋内(インドア)の生活だけで事足りますが、お散歩は心身をリフレッシュする上で有効です。
    朝日が昇り始めた早朝、日光を浴び澄んだ空気の中で体内時計をリセットします。アスファルト等のハードな地面は避け芝生等のソフトな地面での歩行運動を推奨。

  • 02.

    お散歩の前準備

    1、 感染症予防
    7~9種のワクチン接種
    犬目線の散歩道は、ウイルスが経口感染するリスクが高いので予防接種する。
    2、 抗フィラリア
    塗布剤・経口薬
    4月~11月は、蚊が媒介するフィラリア感染が活発になるため抗体を作る。
    3、 ノミ・ダニ対策
    塗布剤・経口薬
    動物に寄生吸血し、感染症を媒介するノミやダニに定着されない身体を作る。
    4、 お散歩用品
    ハーネス・リード
    リードの引っ張り力が集中する首輪よりも、ボディー密着のハーネスを推奨。
    リードは丈夫で単純タイプがおすすめ。伸縮タイプは誤操作による事故注意。
    5、 エチケット用品
    おむつ・ゴミ袋ほか
    お散歩の前に用は済ませましょう。排泄が予想される場合はおむつ等を持参。
  • 03.

    お散歩の注意点

    1、 交通事故
    接触・非接触事故
    不意の動きが原因で人身事故に発展するケースがあるので飼主は注意を払う。
    交通量の多い道路での小型犬の存在は車両運転者や通行人から見落としがち。
    2、 咬傷事故
    すれ違い様の事故
    犬は反射的に咬む防衛本能があり愛犬より大きいすれ違いの中大型犬に注意。
    3、 誤飲・誤食
    落下物・有害植物・病原菌
    落下物(異物・食物)、有毒植物、病原菌に汚染された植物や水溜りに注意。
    4、 熱中症と火傷
    炎天下のアスファルト等
    炎天下のアスファルト等は灼熱で、放熱による熱中症や蹠球火傷が免れない。
    5、 低血糖症
    ブドウ糖
    普段より運動量が多く急激にカロリーを消費した場合に備えブドウ糖を持参。
    6、 脱水症
    給水ボトル
    直射日光や地熱による体温上昇、運動量が増している等、こまめに水分補給。
    7、 帰宅後の身体チェック
    ボディーケア
    肉球周りの汚れや全身の粉塵などを拭き取り、身体に異常が無いかチェック。
The Biggest Cause Of Injury And Death

【ケガ・死亡の最大原因は人災】

  • 01.

    ケガ・死亡の最大原因は人災

    犬と共生する上でヒヤッ!とする瞬間と後で胸を撫で下ろす経験は誰もがします。
    多少のリスクは付き物ですが、苦楽を共にし成功や失敗を経て生活に馴染みます。
    飼養犬のケガ死亡の原因は、人為的ミス危険な箇所飼育の不備など人災です。
    事故でケガ、後遺症、死亡となると愛犬が可哀想なのは勿論、家族が悲しみます。
    親しい間柄の方が起因の過失事故では良好な人間関係にヒビが入り心を病みます。
    後の祭りとならない様に家族一人一人が想像力を膨らませ事故を未然に防ぎます。
    愛犬の行動範囲は、極力物を置かないシンプルな空間とし、不安要素を省きます。
    家事で手が離せない、来客、留守の時はケージ等の安全な場所に確保すると安心。

  • 02.

    人為的ミス

    1、 抱擁時の落下
    骨折・頸椎損傷
    物理的に手の小さな子供や慣れない客人の抱っこは落下する危険性が大きい。
    2、 踏んだ・蹴飛ばした
    ショック死・心不全
    他事に意識を集中しながらの行動は踏んだり振り向き様に蹴飛ばしたりする。
    3、 ドア開閉時に当たる挟まる
    骨折・脊椎損傷・圧死
    注意不足になりがちな忙殺時は強くドアを開けたり閉めたりして事故を招く。
    4、 物の落下・家具の転倒
    頭部損傷・脊椎損傷・内臓破裂
    家中を付いて来る微笑ましい愛犬に、家事の最中など物を落とし当たる事故。
    こたつの天板や折り畳みテーブルが立ててあると何かの拍子で下敷きとなる。
    5、 知人に預ける
    保管能力が劣る事故
    命を預かる側の保管能力に尽きます。事故を想定した時に責任の所在が曖昧。
    6、 トリミングやホテルの選定
    施術事故・感染症のリスク
    トリミングやホテルは動物取扱業(保管)の登録免許を有する事業者へ依頼。
    預かり時にワクチン証明書の提示を求める事業者は、感染症のリスクが低い。
    シャンプーやカットにゆったりと時間をかけ丁寧な施術を行う事業者を推奨。
  • 03.

    危険な箇所

    1、 家具・屋内構造物
    頭部打撲・頸椎損傷
    喜びのあまり我を忘れて走りローテーブル等の家具や屋内構造物へ頭部衝突。
    2、 フローリング・絨毯
    関節疲労・脱臼・骨折
    滑り止め非加工のフローリングは滑りと転倒もあるので絨毯やマットを敷く。
    滑り止め加工済のフローリングでも、肉球回りの被毛処理を怠ると滑り転倒。
    絨毯の中でもパイル状の物は爪を引っ掛け関節が無理に伸びたり転倒もする。
    3、 ソファー、テーブル
    前脚疲労・前脚骨折
    ソファーやテーブルからのジャンプは人換算で2階以上から飛び降りる高さ。
    4、 電源コード
    電撃傷・電撃死
    電源コードを噛むと電撃傷を負い最悪は噛んだ状態のまま硬直し電撃死する。
    5、 階段・屋内設備
    足腰疲労・脳震盪・転落死
    人用階段で小型犬の昇降は、足腰疲労や転落リスクを伴うので防止柵で回避。
    6、 鋭利物、水で膨らむ玩具
    消化管穿孔・消化管閉塞
    鋭利物や水で膨らむ玩具は、消化管を傷つけたり詰まらせたりし最悪は開腹。
    7、 浴槽の貯水
    溺死
    浴槽に落ちると脱出が困難、水は体温低下、湯は体温上昇、体力消耗し溺死。
    8、 調理器具、家電製品他
    火傷・二次災害
    卓上コンロやストーブ等で直接の火傷や製品転倒による二次災害の火災事故。
    9、 自動車、自転車
    転落死・轢死・熱中症
    自動車の窓や自転車のかごから何かの拍子で飛出す事故と、交通事故の誘発。
    直射日光が当たる自動車で窓を閉め切った車内は高温となり熱中症を起こす。
  • 04.

    飼育の不備

    1、 低血糖症
    時間経過による脳の壊死
    ごはんが少ない、ごはんを忘れた、栄養不足で震えが始まり昏睡状態となる。
    2、 脱水症
    血液濃縮による脳や器官への弊害
    飲水が少ない、飲水を忘れた、血液濃度が上がり血栓の梗塞による機能不全。
    3、 熱中症
    多臓器不全・後遺障害
    夏場の屋内は、窓を開けたりエアコンで適正温度を保ち、こまめに水分補給。
    夏場の屋外で、散歩中に日差しが強い時は日陰に避難し、こまめに水分補給。
    4、 低体温症
    時間経過による衰弱死
    犬の平常体温は38~39℃ですが下回ると震えなどの症状が現れ始めます。
    寒くなり始めた季節、特に幼齢犬や老齢犬や食が細く体力が少ない犬が注意。
    体の芯から温まる様に、ドッグフードはお湯でふやかし飲み水も熱くし、暖房で空気を温め、床暖房やペットヒーターで底冷えを防ぎ、毛布で体温を保つ。
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