【各疾病予防対策】
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パテラ症予防対策
標準的なトイサイズを含め、タイニー〜ティーカップサイズのトイプードルは、体格が小さい故、その華奢な骨格形成により特に後ろ足の膝関節部分が脱臼するパテラを発症する恐れがあります。
具体的には、滑りやすいフローリングを避け、絨毯等を床面に設置下さい。
又、飼主様に対する過剰な反復ジャンプ行為は、パテラ症を助長する恐れがありますので、させない様に努めて下さい。 -
低体温症予防対策
特に、秋から冬に掛けてパピーを御家庭に迎え入れたオーナー様は季節柄、寒さ対策をお願い致します。
具体的には、11月あるいは12月頃より、ベッドにペットヒーターの設置を必ずお願い致します。又、エアコン等の暖房器具により、パピーが快適に過ごす事が出来る室温調整及び管理に常時、御留意をお願い致します。
真逆の注意点として、パピーの室内環境温度が高過ぎますと脱水症状に陥る恐れがあります。夏期の空調管理も併せて、パピーにとって快適な室温管理に御留意願います。 -
フィラリア予防対策
主に5月から12月に掛けて経口投薬や塗布剤により予防をお願いします。
動物病院で処方される各種経口投薬により必ず予防対策をお願い致します。
あるいは、塗布剤タイプとしてはレボリューション薬などが特に有名です。
いずれのお薬も毎月1回の処方が一般的です。先ず主治医にご相談下さい。◎ 毎年5月〜12月の期間、月初1日にフィラリア予防薬を処方願います。 -
伝染性疾病予防対策
混合ワクチン予防接種及び狂犬病予防接種を毎年お願い致します。
(例) 3回接種 1回目6種混合ワクチン
【生後 60日頃】
2回目6種混合ワクチン
【生後 90日頃】
3回目9種混合ワクチン
【生後120日頃】※ 来年以降は年1回、最終接種日の1年後に9種混合ワクチンを接種下さい。
病院によって取扱いが異なるので7種又は8種混合でも構いません。※ 狂犬病予防接種は係り付けの動物病院の先生に相談され接種を願います。
次年度以降の狂犬病予防接種は毎年4月に行政からの案内がありますので指導に基づき接種をお願い致します。